投資信託を買うならファンドを何本かに分けて買うべきか?
それとも一本のファンドのみで良いか?
悩んでいる方向けの記事になります。
アセットアロケーションの考え方を書いていきます。
目次
結論 一本のファンドでOK
僕は基本一本のファンドで良いと考えています。
僕は楽天・全米株式インデックス・ファンド一本にしぼって集中投資しています。
理由は、
と言う感じです。
分散投資の考え方
株100%の前提で話を進めます。
株と債券については後ろの方に書きます。
全世界・先進国・アメリカの3つで考えてみます。
この3つを選んだ理由は、どれもおすすめできる投資信託があるです。
分散投資をしたいなら一番良い順に
-
全世界
-
先進国
-
アメリカ
の順になりますが、過去のリターン実績重視で選べば一番良い順に
-
アメリカ
-
先進国
-
全世界
となります。
考え方としては、
先進国はリターンも分散投資もそこそこ出来るトータルバランス
全世界はリターンは悪い代わりに分散投資が出来る
となります。
例外として
僕が全世界に投資する場合
(eMAXIS Slimに投資するなら)
eMAXIS Slim 全世界株式ではなく
先進国株式インデックス80%
新興国株式インデックス20%
で投資します。
そのほうが信託報酬(手数料)をちょっとだけ安く出来る為です。
あと、日本は除きます。
投資信託の選び方の記事はこちらから
長期投資なら株100%で良い
株だけ持っていて怖いのは暴落ですね。
暴落で価値が半分になるは普通にありますから。
それでも僕は株100%で運用しています。
理由は、過去の実績を見ると暴落が終われば前の高値を更新して成長しているからです。
日本は例外でバブルの高値を更新できていません。
あと、長期投資なら、一時的に暴落してもまた回復して成長するならリスクではなくなります。
長期投資前提で考えると
株は値動きが激しい代わりに成長率が高い
債券は値動きが緩やかなメリットもありますが、成長率が株より悪いです。
もし、株の値動きに耐えられない方は、
- 債券を半分混ぜる
- 現金比率を増やす
などの対策を取りましょう
精神に負担をかけるほうが問題なので。
それに暴落して怖くなって売ってしまうのは良くありません。
損を確定させることになってしまいますから。
高齢者と富裕層は例外
高齢者と富裕層の場合は、ファンド一本のみの運用はお勧めできません。
高齢者の場合
投資商品を切り崩す時にファンドが暴落していたら困ります。
富裕層の場合
働かずに資産運用だけで生活出来ますが、
株式インデックス一本の運用で、沢山資産を増やすより、
安定も考えたポートフォリオを組む必要が出てきます。
攻めだけではなく守りも大切になってきます。
おわりに 一本のファンドに集中投資がおすすめ
一本のファンドに集中投資し
長期投資して、一時的な暴落リスクを無くし、
長期投資のメリットを生かすため株100%で運用
し、資産の成長を狙うがおすすめです。
僕は投資額が1000万円以上になるまでは、楽天全米株式インデックスに
集中投資する予定です。
投資する商品が決まったら
投資の具体的な方法の記事をどうぞ
投資初心者はつみたてNISAで楽天・全米株式インデックス・ファンドがおすすめ(簡易版)