投資初心者は、つみたてNISAの投資信託が良い
投資初心者向けの投資の選び方を書いています。
初心者の方が投資について調べても、混乱すると思います。
- 「株」「FX」という初心者向けではないものが出てくる
- お勧めの投資方法が人によって違う
などの紛らわしさがある為です。
結論は、つみたてNISAで楽天・全米株式インデックス・ファンドに毎月積み立てをする。となります
この記事を読んでもらえれば、結論だけではなく悪い投資方法もわかりますよ。
目次
- 結論 元本保証でない投資である投資信託が良い
- 元本保証でない投資を選んだ理由
- 投資信託を選んだ理由
- つみたてNISAの中から商品を選ぶ理由
- その他の投資
- 長期の積み立て投資で暴落しても持ち続ける理由
- 長期の積み立て投資をする理由
- 暴落しても持ち続ける理由
- 楽天証券を選ぶ理由
- 商品は 楽天・全米株式インデックス・ファンド に集中投資する理由
- 積み立てNISAの枠をフルに使う理由
- NISAの枠を使い切ってまだお金に余裕があれば特定口座源泉徴収ありで積み立て投資する理由
- 僕の場合の投資方針と今後の予定
- 最後に
結論 元本保証でない投資である投資信託が良い
やり方は
となります。
説明していきますね
元本保証でない投資を選んだ理由
投資信託は元本保証ではありません。
なぜ元本保証ではない商品を選んだのか?の理由ですが
まず、元本保証の投資はあまりお金は増えません。
元本保証での運用例
イオン銀行でステージをプラチナまで上げると普通預金の金利が0.15%で税引き後は0.119%ですが100万円を20年運用した場合、102万4084円になります。
3万円も増えません。
一方で投資信託で運用すると
仮に100万円を20年運用して利回り5%だとすると、20年後には100万円が270万以上になります。
3倍近くになりますね。
元本保証でない投資はお金が減る可能性があり怖いとは思います。
しかし、怖いですが、リスクを取らなければリターンを得られません。
労働で生活している人は貧乏なままで、投資をしている人はどんどんお金持ちになる
フランスの経済学者トマピケティさんの話で、労働の賃金だけに頼って生活していると、貧乏なままで、投資をして生活している人はどんどんお金が溜まって行くよ
というのがあります。
労働が駄目とかそういう話では無いんです。
投資をするためには多くの人は労働をしてお金を稼がなければいけません。
僕も労働をしています。
しかし、労働をしてそのお金の一部を投資に回すことで、お金持ちまでは行けなくても、中流レベルくらいまでは持っていける可能性が高いと思います。
僕はお金をたくさん使って贅沢がしたいわけじゃないんです。
将来が不安で、その不安を消したいんです。
そのためにはお金がある事による安心が欲しいんです。
投資信託を選んだ理由
投資信託は、変な商品を買わなければ長期投資によって利益を得やすい為です。
投資の神様と呼ばれるウォーレンバフェットさんの有名な話が次の2点あります。
- 長期投資で儲けるのは簡単
- 自分が死んだら、s&p500(米国の指数)に遺産の90%を投資するように
と言う内容です。
技量に自信のない僕のような人間は、投資信託が最適だと思います。
つみたてNISAの中から商品を選ぶ理由
投資信託にも、良くない商品はありますが、つみたてNISAの対象商品から選ぶことで
ゴミ商品を除外する事が出来ます。
つみたてNISAの対象商品は、国が厳選した商品になります。
なので、つみたてNISAの対象商品から商品を選ぶだけで、
手数料が異常に高いような、ゴミ商品を除外する
事が出来ます。
その他の投資
株やFXはお勧めできません。
株やFXはを始めるのはゲームで言うと、マスターランクの方しかいないような場所にビギナークラスが突撃していってやられに行くようなものです。
安定はしていますが、利回りが低めです。
年2%とかですね。
お金持ちの人には良いと思いますが、僕はそこまでお金を持っていません。
もし、お金持ちで1億運用出来れば年2%運用で200万ちょっと入って来るので、配当金で生活出来る方も居るでしょう。
不動産投資
不動産の価格は下がっています。
将来日本は人口減少で住宅余りになるのと、住宅価格は下落する点
日本は地震などの天災が多いリスクがある点
僕に不動産投資の知識などが無い点
不動産管理には時間がかかる点
などあり諦めました。
ロボットアドバイザー
手数料が年1%とかかかる為やらない事にしました。
150万を投入しましたが、資金の引き上げを考えています。
株系投資信託の方が安定していると思った為です。
(ソーシャルレンディングはリターンは高いが回収不能になっている業者が出てきている)
良い業者を選べば問題無いと言う意見もあるかもしれませんが、
その選ぶ時間をかけるより、何も考えずにつみたてNISAを利用する方が
効率が良い気がします。
ソーシャルレンディングのデメリットは
業者がつぶれると資金が帰ってこなくなるリスクがある為、数社に分散して投資する必要がある。
詐欺業者が行政処分を受けている。
確定申告か住民税の申告が必要
(投資信託のつみたてNISAと特定口座源泉ありはどちらも不要)
利益が株式インデックスを超える場合もありますが、
下がる時は株式以上値が下がるリスクがあります。
投資資産のすべてをリートで持つのはリスクが高くてお勧めできませんが、
30%位(僕の感覚です)までなら資産に組み入れるのも良いと思います。
例
株式インデックスに70万投資して
リートインデックスに30万円投資する
と言う感じです。
僕自身は、将来的には投資資産の20%程度をリートに回す予定です。
長期の積み立て投資で暴落しても持ち続ける理由
長期の積み立て投資をする理由
ドルコスト平均法と言うのがあります。
ドルコスト平均法とは、毎月一定額を投資に積み立てしていく事で、高値掴みを避ける投資方法です。
もちろん安値でまとめて買って持ち続けるのが一番良いですが、それはプロでも難しいです。
それと、暴落して安く買えるチャンスは10年に一回あるかどうかです。
暴落するまでお金を眠らせていてもその期間利益が出ないロスが発生します。
待っていてはいつまでも投資に踏み出せません。
それに2020年現在、後2年以内に暴落が起こる可能性が高いと言われていますが、いつ起こるかはプロでも分かりません。
今一気にすべての資金を投入するのは高値掴みのリスクがあります。
※と言っても僕自身は最近650万円分投資信託に投資しました。
暴落しても持ち続ける理由
過去の株指数の実績を見ると暴落が起きても暴落前の株価を超えて株価は成長し続けています。
(ただし日本はバブル期を超えられていない)
長期投資の場合一時的に暴落しても、また回復して成長していくならそれはリスクにはならないと考えます。
後、ずっと持っておくのが手間もかからなくて楽なんです。
楽天証券を選ぶ理由
少し前までは、楽天証券 SBI証券の2強でしたが、現状では、楽天証券が楽天カードで毎月5万円まで1%ポイント還元しつつ投資が可能になり、楽天ポイントを使って投資が出来るようになる攻勢をかけています。
楽天証券がおすすめですが、楽天証券が嫌な場合はSBI証券をお勧めします。
商品は 楽天・全米株式インデックス・ファンド に集中投資する理由
アメリカが、長期的な成長を見込めると思った為です。
もちろん未来の事は分かりません。
ですが、今までの実績で見ると株価が上がり続けています。
暴落で一時的に値下がりしてもまた回復して上がっていきます。
楽天・全米株式インデックス・ファンドが嫌ならeMAXIS Slim米国株式でも良いと思います。
どちらを選んでもあまり差は出ないです。
そんなことよりどの国で選ぶのほうが重要です。
商品を選ぶ基準を書いていきます
株100%を選んだ理由
これは好みで意見が分かれるところですが、債券は長期投資の場合は伸びが悪いです。もちろん株に比べて安定している利点もありますが、成長優先で考えました。
リートと言う選択肢もありますが、リートはつみたてNISA非対応なので、
つみたてNISAを満額株式投資した後に考えるのが良いです。
インデックスファンドが良い理由
ざっくり言うとアクティブとインデックスの2種類あります。
インデックスファンドは何かの指数と連動するのを目標にしています。
例えばアメリカ株の指数であるs&p500に連動するように機械的に人の手をかけずに運用します。そのため手数料が安くなります
アクティブファンドは専門家が選んだ株を買い付けて運用するため手数料が高くなります。
実績は、アクティブファンドよりインデックスファンドのほうが大体良いです。
なので、大体インデックスファンドの方が運用成績が良い位で覚えておくと良いです。
手数料が安い所が良い理由
手数料は利益が出ても出なくても確実に引かれます。
手数料の差で10年20年運用した際の利益が変わってきます。
大体管理費用が0.2%以下の物を選ぶのが良いと思います。
再投資型の投資信託が良い理由
ざっくり言うと再投資と毎月分配の2種類がありますが、
再投資型は、配当金をそのまま投資に回します
毎月分配型は、配当を毎月分配します。
毎月分配は一見良いように見えますが、運用資金が増えていかない為、良くありません。
再投資型は複利効果で資産が増えていくのでお勧めです。
とりあえず、毎月分配は投資に詳しい人はやらない方法なだけではなく国からも注意を受けている方法です。
配当金を分配すると税金が引かれるので、毎月分配はお勧めできません。
イメージ的には、農家の場合
毎月分配型は来年植える為の種を一部食べてしまい来年の種まきの数を増やせない
再投資型は来年に植える種の数を増やす為に毎年節約して毎年ごとに種まきの数がどんどん増えていく感じです。
アメリカを選んだ理由
消去法になりますが
日本は除外 日本は経済的に衰退していくと思っています。
アベノミクスで株価は上がっていますが、それでも、
他の国の方が成績が良いです。
新興国は 上がる時は上がりますが、一回暴落すると中々回復しないのでリスクは高いです。
先進国と全世界は、迷いましたが、過去何十年の実績はアメリカの方が良いようなので選びませんでした。悪い物ではないと思いますよ
(先進国や全世界で選ぶならeMAXIS Slimなんかで選べば良いと思います。)
後、全世界でも結局半分はアメリカです。
そしてアメリカの調子が悪くなると全体的に他も下がります。
全世界的に不況になりました。
アメリカの株価は下がりにくく上がりやすい
世界的に好景気になる時株価はアメリカが最初に上がって他の先進国が上がって最後に
新興国が伸び始めます。
逆に世界不況になる時アメリカが最後に下がり始めます。
その点も有利です。
これは僕の個人的な意見ですが、投資資産が少ない序盤の内は、
アメリカに集中投資してリスクを取っても良いかなーと思います。
資産が増えてきたら、アメリカ集中を続けるか、
全世界や先進国に分散するか考えても遅くはないと思います。
それよりも投資をしないでいつまでも迷い続けるほうがリスクが大きいと思います。
積み立てNISAの枠をフルに使う理由
まず投資信託を始めるなら積み立てNISAを利用しましょう。
(積み立てじゃない方のNISAは途中で無くなりそうなので乗り換えの手続き的に面倒かと思い除外しました。)
税金の免除があるためお得です。利用枠の上限は年40万ですが、
不安な方は月千円や一万円などの少額投資で初めても良いと思います。
始めるのは怖いですよね。僕は怖かったです。
ですが僕の場合実際始めてみると
「もっと早く始めれば良かった」
と思いました。
NISAの枠を使い切ってまだお金に余裕があれば特定口座源泉徴収ありで積み立て投資する理由
楽天証券の場合毎月5万円までは
楽天カードでポイントを付けながら投資が出来るので、
毎月5万円のつみたて投資は第二の目標にしていいかも。
特定口座源泉ありは、確定申告も住民税の支払いも自動でやってくれるので
楽です。
僕はまだ確定申告をやったことが無いので分かりませんが・・・
NISAの枠を使い切っても積み立てで投資をする理由については、いつも投資信託の値動きを気にしてしまうと仕事に支障が出る為です。
僕の場合、少し違う話になりますが、今の投資方針が決まる前に
「株価が暴落して投資するチャンスが来ないか?」
「いや、それとも暴落が来ないならもう貯金を投資してしまおうか」
「でも投資した後暴落したら高掴みになってしまう」
と、仕事中でも落ち着かない事がありました。
未来の起きていない事を考えて擦り減るのは辞める事にしました。
それよりも、感情を入れず、積み立ての設定をして、もう暴落しようが、高値を更新しようが放置して忘れて生活しようと決めました。
暴落して資金に余裕があれば買い増しするか考えればOKです。
僕の場合の投資方針と今後の予定
ソーシャルレンディングに150万投資しましたが、投資中の案件が終わったら資金の引き上げを検討中
2019年5月から楽天・全米株式インデックス・ファンド一本で積み立てNISAを開始月5万積み立て(年40万)
同じく2019年5月から楽天・全米株式インデックス・ファンド一本で特定口座源泉あり3万円毎月積み立て投資
なので合計で毎月8万円を楽天・全米株式インデックス・ファンドに投資していました。
2020年1月からつみたての設定をeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
に変更
理由は、手数料がこっちの方が安くなりそうだったから
ただ、将来的にどっちの利益がでるかは不明
と言うかどっちを選んでもそんなに変わらないと思う。
企業型確定拠出年金もやっていますが、毎月の掛け金が8000円なので増額予定
長期的にアメリカじゃない所の方が良いと思えば変えますが、
基本的には暴落しても20年は持ち続ける予定
暴落したら、資金を投入するか考えます。
2020年2月時点で投資資産800万円を超えたため、
投資資産1000万円を目標にしています。
投資資産1000万円が近くなってきたので、ポートフォリオを
作成して分散投資を考え始めました。
詳しくはこの記事をどうぞ
最後に
もし元本割れのリスクを負いたくなければ、普通預金
元本保証のイオン銀行のステージを上げて貯金でもって置く事をお勧めします。金利0.15%まで付きます。
楽天銀行で、楽天銀行と楽天証券を口座連携させると(楽天証券は口座を開けば投資しなくてもOK)金利0.1%が付きます。
自己責任でリスクを取って投資しようと思ってもらえたら、ネット証券で積み立てNISAから始めてみましょう。
参考になるか分かりませんが、少しでも役に立てればうれしいです。
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