個別株やFXは投資初心者には向かない インデックス投資が良い
僕は、投資を始めたばかりの初心者の方に、
つみたてNISAで投資を始める事をお勧めしています。
逆に個別株やFXは勧めていません。
その理由を書いています。
初心者が個別株とFXに手を付けるのはNG
個別株とFXは初心者がやるものではありません。
もちろん、相場が読めて利益を上げられる方がやるのは良いんです。
ですが、他の多くの方には向きません。
良く言われることですが、
個別株とFXは、9割の方が負けます。
その理由を説明します。
個別株やFXが良くない理由
初心者が個別株やFXを始めると言う事は、
ゲームで言うと、ほぼマスタークラスしかいない所に
ビギナーランクのまま突撃してぼこぼこにされるのと同じことです。
これを聞くと
「別に戦いをしているわけじゃないだろ」
となりそうですが、
個別株やFXは、
短期的には損をした分が、巡り巡って他の誰かの利益になります。
決められたパイを奪い合うゲームのようなものなので、
勝者と敗者が出てきます。
もやっとした話になってしまいましたが、
個別株やFXをお勧めしない具体的な部分も書いていきます。
- プロはニュースになる前の情報を事前に得ている
- プロは市場に張り付いて仕事をしている
- プロはAIを使って利益を得ている
初心者の投資家は、逆です。
会社で働いて昼休みに株価をチェックする程度
ニュースに出てから株を慌てて売ろうとした時には手遅れ
AIなんて使わない
こんな状況で初心者がプロに勝つのは厳しいです。
投資する側と証券会社の儲けがかみ合っていない
証券会社の儲けは、投資した時の手数料です。
投資する側が少ない勉強時間で利益を出しやすいのがつみたてNISAの長期投資です。
ですが、証券会社としては、証券会社の利益を出すために、
株やFXで短期売買を繰り返して手数料を落として欲しいんです。
この方法で勝てるのは、一部の能力者か、たまたま運が良かった場合で、
初心者向けではありません。
お勧めはつみたてNISA
つみたてNISAで投資をすることで、
税金を免除され、さらに一回つみたて設定をしてしまえば、
自動で毎月定額積み立てる事が出来ます。
つみたてNISA対象商品は、国の基準を満たした商品のみになっています。
手数料だけ取るぼったくり商品を除外されているんです。
つみたてNISAは投資初手の定石です。
つみたてNISAの記事はこちらをどうぞ
簡単なつみたてNISAを始めるステップについては
こちらの記事をどうぞ
投資初心者はつみたてNISAで楽天・全米株式インデックス・ファンドがおすすめ（簡易版）
つみたてNISAについてしっかり知りたい方は
こちらの記事をどうぞ
広告の構造を理解しよう
広告の構造は、
広告を出した分の費用は販売費用に上乗せされる
と言う事です。
もちろん一部で、
「シェアを取る為に赤字覚悟で広告を出す」
と言う事もあると思いますが、基本的には
広告を出した分の費用は、販売費用として上乗せされて、
僕たち一人一人が払う事になります。
つみたてNISAが良い制度でも、広告で大きく取り上げられません。
広告が大きく出るのは、広告を出すと、儲ける部分になります。
次で具体例を出しますね。
分かりやすい例がスマホ
格安simが良い物でも、大きく宣伝されません。
お金を持っている3大キャリアの方が広告を沢山出します。
現状スマホのシェアは、
3大キャリアが8割
格安simが2割です。
3大キャリアは毎月の使用料金を多めに取る事で資金が潤っています。
しかも、格安simというお得なサービスがあるのに、8割の方が未だに
格安simに乗り換えず、高額なスマホ料金を払い続けてくれます。
3大キャリアにとって8割の顧客はちょろい顧客なんです。
ですが、格安sim会社は、値下げ競争でシェア争いをする、戦国時代です。
自社の利益を削ってでもシェアを取りに行くことで、競争が起き、
安い料金でスマホを利用する事が出来ます。
ベーシックなブランだと、毎月のスマホ料金は2000円程度です。
削り合いをしているので、広告を大きく打てません。
後は、3大キャリアのサブブランド位ですかね。
格安simの記事はこちらをどうぞ
スマホを格安simに乗り換えて節約しよう。メリットとデメリットを書いていきます
おわりに
お勧めの投資は、つみたてNISAを使った毎月つみたて投資
個別株やFXを始めるのは、その後でも十分
ただし、9割の方が負けていると言う事を理解したうえで
それでもやりたいと思った場合のみ始めましょう。
他のおすすめ記事はこちらから
スマホを格安simに乗り換えて節約しよう。メリットとデメリットを書いていきます
