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スポーツ自転車とインデックス投資の記事がメインです。自転車歴は15年以上MTB→エスケープR3(クロスバイク)と乗り継いできました。今はロードバイクを検討中。投資資産は800万円を超えました。

企業型確定拠出年金の掛け金はいくらにするのが良いか

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企業型確定拠出年金とどう向き合っていけば良いか?の記事です。

制度の詳しい内容ではなく、どう考えて掛け金をいくらにするのが良いか?

と言う内容になっています。

 

 

結論 基本は最低額か最高額どっちかでOK

企業型確定拠出年金と書くと、読みにくいので、今後はイデコと表示しますね。

イデコって本当は個人型確定拠出年金の事ですが、読みにくくなるので。

 

話を戻します。

イデコのみで、給付年金制度と併用していない場合、

5000円から2万円までの1000円単位で運用するしかないです。

そこから手数料数百円(企業の利用している運用先によって値段は変わります)

を引いた額を毎月つみたて運用されていきます。

 

企業型の場合強制加入になるので

「俺イデコやんないから、入らないよ」

とか出来ません

 

一年に一回拠出額を変更する事が出来るので、その時に拠出額を変えるしか出来ません。

 

 

 

イデコの掛け金を決める考え方

60歳まで現金で引き出し出来ないのをどう考えるか?

これで決めればOKです。

 

これが最大のデメリットです。

「年金制度だから60歳まで引き出せないのは当然でしょ」

って言われればそれまでですが、60歳まで解約してお金に変えられない為

かなり癖の強い制度になっています。

 

「お金で受け取ってしまうと全部使うから強制的に積み立てたい」

と思えば、つみたて金額を2万円に引き上げましょう

 

「今が大事で将来の事なんて考えられない」

と言う方はつみたて金額を5000円にして運用しましょう。

 

 

イデコはメリットも大きい制度

イデコは積み立てる時・運用中・受け取り時すべてに

税金の節税効果があります。

デメリットも強いですがメリットも強いです。

本当に癖の強い制度です。

 

 

積み立てる時に減税効果がある

例えば給料20万円の場合

通常は20万円から税金が引かれて手取りを受け取ります。

 

ですがイデコに毎月2万円拠出している場合

まず給料から2万円引かれて18万円になります。

この18万円から税金を引く計算になるので実質減税されながら

投資を出来ます。

 

 

積み立て中の運用利益に税金がかからない

通常は運用益に対して20.315%の税金がかかります。

例えば通常の投資の場合100万円の株を買って配当金が2万円出た場合、

利益2万円に対して2割の税金で引かれるため

実際に受け取れるのは16000円程度です。

 

ですがイデコの場合その税金が免除されるんです。

 

 

受け取り時も優遇される

年金として受け取るという扱いになるので、60歳になった時に

受け取る場合も減税効果があります。

ただ、この件についてはしっかり調べていません。

と言うのも、イデコの制度改正の議論が今されていますが、

数十年後はどうなるか分からないので、

きちんと調べる気が起きません。

 

 

 

60歳まで受け取れない以外のデメリットは小さい

拠出額を年に一回しか変えられない点は、そんなに気にしていません。

逆に言えば年に一回は変える事が出来ますから

 

毎月手数料が発生する件

これも小さいデメリットです。

例えば毎月330円の手数料が発生するとして、払うのは会社です。

資産が100万円でも1000万円でも手数料は330円で変わりません。

それよりも減税効果の方が大きいので気にしなくていいでしょう

 

運用商品の選択肢が少ない事

やりにくいと言えばやりにくいですが、

今イデコの制度改正が進められており、少しずつ改善される可能性があります。

NISA制度とイデコ制度、両方の改正が進んでいるので、

出来れば将来的にはつみたてNISAのように選べる形になればうれしいですね

 

 

僕の場合の運用方法

僕は今毎月8000円-手数料分を毎月運用しています。

年に一回拠出額を変えられる時期が来たら、

毎月2万円で運用する予定です。

 

運用商品はみずほ信託外株インデックスS

に100%投資しています。

 

 

僕の考え方は、

生活がもし苦しくなったら、拠出額を5000円に引き下げて諦めよう

 

それまでは利益の出やすい

株100%のインデックス投資

 

選ぶべき商品はアメリカ・先進国・全世界

のどれかですが、先進国しか選択肢が無いので

消去法でそうなった感じです。

 

インデックス商品の選び方についてはこちらの記事をどうぞ

インデックス投資の商品選び 実質3カテゴリーの中から選べばOK 

 

 

 

おわりに

企業型イデコに入っていなくて、投資をしていない方は

まずつみたてNISAを始めるのが良いです。

イデコのように癖が強くないのでやりやすいです。

 

詳しくはこちらの記事をどうぞ

投資を始めるならつみたてNISAを使って始めるのがおすすめ 

 

つみたてNISAを満額投資してそれでも投資資金に余裕があれば、

イデコをどうするか考えるのが良いと思います。

 

もし、

「投資する余裕ないよ」

「投資は金持ちがするもの。庶民には関係ない」

と思っているなら間違いです。

 

僕は手取り15万円のボッチ生活ですが、投資も出来ています。

詳しくはこの記事をどうぞ

手取り15万円、一人暮らしでも問題無く生きていける

2019年11月の生活費と投資総額 

 

 投資の事を考えるのは苦しいですが、いったん考えて、

毎月つみたてでセットしてしまえば自動でやってくれます。

「僕は投資でやるべきことはもうやってある」

と思えます。

 

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